3行で要約すると…
・フィリピンの製造業はインフレがさらに緩和されれば二桁成長が可能、とエコノミストが発言。
・9月の製造業出力は量で9.1%、価値で8.9%増加。
・低インフレと低金利が製造業の投資と活動を促進し、雇用と経済活動を生み出す可能性。
記事の感想
フィリピンの製造業もコロナで大打撃を受けていましたが、どんどん復活しています。
ただせっかくいい兆しがあるのに、円安のダメージがまだあるのが残念ですね。円が戻ればもっと利益も出しやすい環境が作れるので、本国にもしっかり通貨のコントロールをしてほしいですね。
1. 製造業の成長見通し
マニラ – フィリピンの製造業は、インフレがさらに緩和されれば二桁成長を達成できる可能性があります。リサール商業銀行コーポレーション(RCBC)のチーフエコノミスト、マイケル・リカフォート氏は、この見通しをフィリピン通信社(PNA)にViberメッセージで伝えました。
2. 最新の統計データ
フィリピン統計局(PSA)の最新データによると、製造業の出力は今年9月にも量と価値の両方で成長を続けています。生産価値指数は8.9%増加し、生産量指数も9.1%拡大しました。
3. 製造業の可能性
リカフォート氏は、観光業などパンデミックで大打撃を受けた業界の更なる再開と回復に伴い、製造業の二桁成長が可能だと指摘しています。また、「インフレがさらに緩和され、特に2024年以降に米連邦準備制度理事会(FRB)や他の国際・地元の中央銀行が金利を引き下げると、製造業の成長率は再び二桁に達する可能性がある」と述べています。
4. インフレ対策と金利政策
インフレを抑えるため、バングコ・セントラル・ング・ピリピナスは昨年から合計450ベーシスポイントの金利を引き上げました。9月のインフレは6.1%に加速したものの、先月には4.9%に減速しました。リカフォート氏によると、低い金利は製造業の投資と活動を促進し、より多くの雇用とその他の経済活動を生み出す助けとなります。
5. 製造業の成長の構造的要因
さらに、「製造業の成長は、2022年後半以降の政府の海外出張からのさまざまな投資コミットメントを通じて、国に流入する純外国直接投資の増加という構造的な要因にも関連している」とリカフォート氏は述べています。


