フィリピンは温暖な気候、親しみやすい人々、そして比較的低い生活費で知られ、老後の移住先として注目されています。しかし、海外での生活にはメリットだけでなく、リスクや課題もあります。本記事では、フィリピンでの老後移住に関する詳細な情報を提供し、生活費やビザの更新、日本人が多く住むエリア、そして緊急時の対応方法について解説します。
より詳しい相談などは公式ラインよりお問い合わせください。

【2024年最新版】フィリピンでの老後移住にかかる生活費
老後にフィリピンで生活する際の費用は、都市部か地方部か、生活スタイルや医療のニーズによっても異なります。以下は、2024年のレートを基にした基本的な一人暮らしの生活費の見積もりです。
1.住宅費
マニラ(市内):
ワンルームアパートメントの家賃: PHP 20,000 ~ 35,000/月(約50,000円 ~ 87,500円)
セキュリティがしっかりしたコンドミニアムを選ぶと、快適な生活が送れます。
セブ・ダバオ:
ワンルームアパートメントの家賃: PHP 15,000 ~ 25,000/月(約37,500円 ~ 62,500円)
マニラに比べてやや安く、静かな生活が可能です。
2.食費
自炊中心の生活:
月額: PHP 10,000 ~ 15,000(約25,000円 ~ 37,500円)
市場やスーパーマーケットでの買い物が中心。地元の食材を使えばコストを抑えられます。
外食中心の生活:
月額: PHP 15,000 ~ 30,000(約37,500円 ~ 75,000円)
マニラの場合、日本食も少し高いので出来るだけ抑えるのがベターですね。
3.公共料金と通信費
光熱費(電気、水道、ガス):
月額: PHP 5,000 ~ 7,000(約12,500円 ~ 17,500円)
エアコンの使用が多いと電気代が増加するため、注意が必要です。
インターネット・携帯電話費用:
月額: PHP 2,000 ~ 3,000(約5,000円 ~ 7,500円)
4.交通費
タクシーやジプニー、バス:
月額: PHP 2,000 ~ 4,000(約5,000円 ~ 10,000円)
移動は主にグラブになると思いますが、タクシーや公共交通機関を利用することが出来れば費用はかなり安価です。
5.医療費
医療保険:
月額: PHP 5,000 ~ 10,000(約12,500円 ~ 25,000円)
プライベートな健康保険に加入することをお勧めします。様々な保険の種類と実は保険が効かないケースや上限が決まっているものも多いので、心配であれば公式ラインまでメッセージをください。ちなみにフィリピンでは公立病院は無料ですが、常に満員でサービスを受けることが難しいため、私立病院の医療サービスを受けるのがおすすめです。
6.合計
マニラでの生活費(例):
合計: PHP 60,000 ~ 93,000/月(約150,000円 ~ 230,000円)
セブ・ダバオでの生活費(例):
合計: PHP 50,000 ~ 83,000/月(約125,000円 ~ 210,500円)
フィリピンでのビザ更新と日本人が住むエリア
フィリピンで長期滞在するには、観光ビザやリタイアメントビザの延長が必要です。ビザさえあって、居住する場所が決まっていればフィリピンに住むことは容易です。引越しする場合も基本的に家具付きなので、持ち物も最低限で済みます。
- 観光ビザの延長:
初回延長で29日間、以降は1~2ヶ月ごとの延長が可能。最大36ヶ月間滞在可能です。 - SRRV(Special Resident Retiree’s Visa):
退職者向けのビザで、永住権が付与されます。フィリピンでの不動産投資や預金が必要です。
マカティ:
ビジネス街としても有名で、多くの外国人が住んでいます。日本人向けのサービスや施設も充実しており、安心して生活できます。
セブ市内:
温暖な気候と美しい海が魅力。日本人コミュニティが形成されており、生活の利便性が高いです。
ダバオ:
落ち着いた生活を送りたい方に最適。安全な都市としても知られ、日本人に人気があります。

緊急時の対処法:病院・事故対応
1.病院
フィリピンには、公立病院と私立病院がありますが、質の高い医療を受けるためには私立病院を利用することをお勧めします。
- St. Luke’s Medical Center(マニラ): 最新の医療設備を備えたトップクラスの病院。日本語対応も可能なスタッフがいます。
- Chong Hua Hospital(セブ): セブでの医療サービスの中心。質の高い医療を提供しています。
2.事故や緊急事態が発生した場合
緊急連絡先:
フィリピンの緊急連絡番号は911です。すぐに連絡し、状況を報告してください。
保険会社への連絡:
海外旅行保険や医療保険に加入している場合、保険会社に速やかに連絡し、指示に従ってください。
日本大使館への連絡:
重大な事故やトラブルが発生した場合、マニラの日本大使館に連絡し、支援を受けることができます。

有料老人ホームのご案内
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最後に
フィリピンでの老後移住は、生活費を抑えつつ、温暖な気候や親しみやすい人々に囲まれて過ごせる魅力的な選択肢です。しかし、ビザの手続きや緊急時の対応、地域の選び方には注意が必要です。この記事を参考に、安心してフィリピンでの老後生活を計画してみてください。興味のある方は、ぜひ私たちの有料老人ホームについてもご検討ください。
ビジネス質問やご相談なども随時受けておりますので、公式ラインまでお気軽にお問い合わせお待ちしております。
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