【2025年最新版】フィリピンの観光ビザ取得と延長方法

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フィリピンは、美しい自然や豊かな文化で多くの観光客を魅了しています。旅行者がフィリピンでの滞在を延長したい場合、観光ビザの延長が必要です。本記事では、フィリピンの観光ビザの取得から延長までの方法を詳しく解説します。特に初めてフィリピンを訪れる方や、長期滞在を計画している方にとって、有益な情報を提供します。

より詳しい相談などは公式ラインよりお問い合わせください。

DALL·E 2024 08 26 17.21.11 A realistic image depicting the process of extending a tourist visa at an immigration office in the Philippines. The scene shows a person standing at

1.フィリピンの観光ビザ取得方法

フィリピンに短期間滞在する場合、多くの国の国民はビザなしで30日間滞在することができます。しかし、30日を超えて滞在する場合は、ビザの延長が必要です。

観光ビザ取得の流れ

  • 入国時のビザ取得(初回30日間)多くの国籍の旅行者は、フィリピンに到着すると30日間のビザを自動的に取得できます。これは、フィリピンの主要な空港や港で入国審査時に行われます。
  • 必要書類:パスポート(入国日から6ヶ月以上有効)、帰国または第三国への航空券。
  • 注意点:初回30日間のビザは無料で取得できますが、延長手続きを希望する場合、事前に滞在計画を立てることが重要です。

2.フィリピン観光ビザの延長方法

30日以上フィリピンに滞在したい場合、観光ビザを延長する必要があります。延長手続きは、フィリピン移民局(Bureau of Immigration, BI)で行います。

1.最寄りのフィリピン移民局を見つける

住んでいるエリアに最も近い移民局を見つけることが重要です。以下は主要な都市にある移民局の一例です:

マニラ: Intramuros(イントラムロス)にあるメインオフィス。
マカティオフィス: アヤラサーキットにあるサテライトオフィス。
BGCオフィス: BGCにあるサテライトオフィス。
セブ: Mandaue(マンダウエ)にある支局。
ダバオ: Matina(マティナ)にある支局。

2.必要書類を準備する

  • パスポート: 入国スタンプが押されたページを見せる。
  • 申請書: フィリピン移民局で配布される観光ビザ延長申請書(通称、Extension of Stay Application Form)。

申請書に関してはBIのオフィスに置いてありますので、そちらで書類をもらって記入します。もし延長を複数回する予定があったり、家族の延長も同時に行う場合、用紙を多めにもらいましょう。項目が多いのですが、これは記入しなくてもいい項目も含まれているので、どうしてもわからなければ書かず、指摘されたら書きましょう。

3.最初の延長申請(29日間延長)

  • 手続き: フィリピン到着後30日以内に移民局で手続きを行い、30日間の滞在をさらに29日間延長できます。
  • 費用: 延長申請料は約3,000~4,000ペソです(手数料、手続き費用を含む)。
  • 注意点: 手続きはエクスプレスと伝えると、費用が上がるもののその場で申請・延長が終了します。通常の手続きは1~2営業日で完了しますが、BIが近くない方は、交通費などを考えるとエクスプレスの方が楽なので、そちらがおすすめです。延長まで時間があり、BIが近い方は通常の手続きをして、2〜3日後に受け取ることも可能です。

4.2回目以降の延長申請(最大2ヶ月延長)

  • 手続き: 最初の延長後、2回目以降の延長は1ヶ月または2ヶ月単位で行えます。最大でフィリピン到着から合計24ヶ月まで延長が可能です。
  • 費用: 延長の期間により、費用が異なります。1ヶ月延長の場合は約2,500~3,000ペソ、2ヶ月延長の場合は約6,000ペソかかります。

5.ACR I-Card(外国人登録証)の取得

  • 必要性: 59日以上フィリピンに滞在する外国人は、ACR I-Card(Alien Certificate of Registration Identity Card)の取得が義務付けられています。
  • 手続き: 2回目のビザ延長時に申請が必要です。
  • 費用: ACR I-Cardの発行費用は約2,000~3,000ペソ。
  • 有効期限: ACR I-Cardは1年間有効で、毎年更新が必要です。

3.延長手続きを行う場所の詳細

マカティに滞在されている方 – Ayala Circuit Makati

  • 住所: 5F Circuit Lane, Ayala Circuit Makati, Hippodromo, Makati, Metro Manila, Philippines
  • 特徴: BGC(Bonifacio Global City)エリアに位置し、マカティやマンダルヨン周辺に滞在している場合に便利です。比較的新しいオフィスで、手続きがスムーズに行えることが多いです。

BGCに滞在されている方 – SM Aura Premier

  • 住所: 5th Floor, SM Aura Tower, 26th Street corner McKinley Parkway, Bonifacio Global City, Taguig, Metro Manila, Philippines
  • 特徴: BGC(Bonifacio Global City)エリアに位置し、uptownやBGC周辺に滞在している場合に便利です。比較的新しいオフィスで、手続きがスムーズに行えることが多いです。

マラテに滞在されている方 – フィリピン移民局(Bureau of Immigration, Main Office)

  • 住所: Magallanes Drive, Intramuros, Manila, Philippines
  • 特徴: フィリピン移民局のメインオフィスであり、最も多くのビザ延長手続きが行われる場所です。スタッフが英語を話せるため、外国人旅行者にも対応しやすいです。

4.フィリピン観光ビザ延長の注意点とヒント

注意点:

  • 手続きのタイミング: ビザの期限が切れる前に延長手続きを行うことが重要です。期限が過ぎてしまうと、罰金が発生します。
  • 混雑: BIは混雑することが多いため、朝一番で行くことを推奨します。
  • 更新可能期間: 1回目の延長は29日間ですが、2回目以降は1ヶ月または2ヶ月の選択が可能です。必要に応じて適切な期間を選びましょう。

ヒント:

  • 予約システムの活用: フィリピン移民局の一部では、オンラインで予約が可能です。これにより、長時間待たされることなくスムーズに手続きが行えます。
  • 複数の延長手続きをまとめて行う: 滞在計画が明確であれば、複数回分の延長手続きを一度に行うことで、移民局に何度も足を運ぶ手間を省けます。
  • ローカルエージェントの利用: 手続きが面倒に感じる場合は、ビザ延長を代行するローカルエージェントを利用するのも一つの方法です。手数料がかかりますが、手続きの簡素化が図れます。

最後に

フィリピンでの観光ビザの取得や延長は、手続きがしっかりと整っていれば難しいものではありません。この記事を参考にして、必要な書類や費用を準備し、余裕を持って手続きを進めましょう。フィリピンでの長期滞在を楽しむためにも、ビザの更新を忘れずに行ってください。

フィリピンの観光ビザに関する手続きや情報は、今後もアップデートされる可能性があるため、最新情報をフィリピン移民局の公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。

質問やご相談なども随時受けておりますので、公式ラインまでお気軽にお問い合わせください。
またフィリピンのことをもっとよく知るために英会話を勉強したいという方のために、オンライン英会話も提供しています。こちらもご興味ある方は公式ラインまでお問い合わせください。

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この記事を書いた人

三橋 洋幸

1990年3月神奈川県厚木市生まれ。 2014年に起業し、日本では太陽光、民泊、物販などの事業を展開。 2017年よりフィリピンに移住し、現在はRestobar78とインフルエンサーのオンライン英会話OEM事業を運営。

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