フィリピン駐在の辛い事と楽しみな事

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フィリピン駐在が決まったら。もちろん嬉しい方も、複雑な心境の方もいらっしゃると思います。海外生活が初めてで楽しみ!という方や、治安大丈夫かな?と思われる方もいるかもしれません。本記事では、フィリピン駐在の辛いことと楽しみなことを具体的に紹介し、これから駐在を予定している方々が前向きに準備を進められるようにサポートします。

より詳しい相談などは公式ラインよりお問い合わせください。

マニラの治安は実際どうか?

マニラの治安は結論から言うと良い状態ではありません。ただ日本人や外国人が殺されてしまうようなセンセーショナルな事件は基本的にありません。
治安が悪いと言われている具体的な内容はスリと強盗です。この2つは起こる可能性が十分あるため、対策が必要です。日本のように泥酔して街を徘徊したり、何も考えずにズボンのポケットに携帯を入れたり、飲食店のテーブルに携帯を置く、こういった行動は本当に気をつけなければいけません。

簡易的な対応策をまとめると、

  • 知らない人と話さない(店内であっても話しかけられても答えない)
  • 荷物は肩掛けのカバンに入れる。ポケットに入れない。
  • 夜道や街灯の少ない道を無闇に歩かない。
  • 道で携帯をいじらない(2人乗りのオートバイに携帯を盗まれる)
  • お酒は適度に飲み、泥酔しない
  • タクシーはグラブを使う

これらのルールを守るだけでスリや強盗に遭うリスクをほぼ防げて、楽しいマニラ生活を過ごす事が出来ます。
実際私はマニラに8年住んでいますが、ひったくりに遭いかけた事が1回あるだけで、それ以外はスリも1度もありません。

ほとんどの事象が気をつける事で解決出来るので、安全な旅にするためにも上記のことは是非気をつけてください。

DALL·E 2024 08 22 13.56.15 An image depicting the challenges of an expat assignment in the Philippines. The scene shows a tired and stressed professional sitting at a desk in a

フィリピン駐在の辛い事

インフラの弱さ

フィリピンは急速に発展している一方で、インフラ整備がまだ十分ではありません。特に交通渋滞や頻繁な停電、インターネットの速度や安定性の問題は、多くの駐在員が直面する課題です。そのため日本では考えられないトラブルが起こるので、ストレスに感じてしまう人が多くいます。
時間には余裕を持ったり、インフラが弱いからしょうがない、と受け入れていくしか対処法が無いので、仕事が予定通り進まなかったり、生活が不便に感じても海外だからしょうがないと割り切りましょう。

時間にルーズな文化

フィリピンでは時間に対する考え方が日本とは大きく異なります。約束の時間に遅れることが日常的で、「フィリピンタイム」と呼ばれるほどです。
このような文化に慣れるまでには最初は困惑するでしょう。ビジネスの場でも時間通りに物事が進まないことがあり、これに対処するためには忍耐力が求められます。あくまで私たちは外様であって、ここはフィリピン。要求はしっかり伝えつつ、時間的には余裕を持って待つことを意識しましょう。

家族や友人との物理的な距離

日本では仕事で辛い事が仮にあっても友人と話したり、家族に聞いてもらう事で気持ちが楽になったりすることも多いにあると思います。
フィリピンでは趣味や娯楽が日本と同じ環境で用意されている事が少ないので、趣味に没頭したり、気軽に友人と会ったりすることも難しいかもしれません。
手前味噌ですが、私が経営しているRestobar78では駐在したての方やフィリピンで友人が欲しい方に向けてイベントなどを定期的に開催しておりますので、趣味や友人関係を広げたいという方はぜひこちらの公式ラインまでメッセージいただければ幸いです。

DALL·E 2024 08 22 13.56.13 An image showcasing the enjoyable aspects of an expat assignment in the Philippines. The scene features a professional enjoying a relaxing moment afte

フィリピン駐在の楽しい事

裁量権の大きさとマネジメント経験

フィリピンでの駐在は、特に若いビジネスマンにとって大きなチャンスです。日本国内では得られないような裁量権を持ち、大きなプロジェクトを任されることが多く、マネジメント経験を積む絶好の機会です。また現地スタッフとの協力や現地のビジネス慣行に触れることで、国際的なビジネススキルを磨くことができます。

周りを気にしなくて良い自由さ

日本では、常に周りの目を気にして小さい声で話したり、歩くスピードを調整しなければならないことが多いですが、フィリピンでは個人の自由が尊重され、肩の力を抜いて生活することができます。仕事においても、自分のスタイルで進めることが許されるため、ストレスが少なくなります。

ナイトライフの充実

これはおまけで独身者の方限定ですが、フィリピンはナイトライフが充実している国です。マニラには、多くのバーやクラブがあり、仕事終わりにリフレッシュする場所が豊富にあります。また、レストランやカフェも多く、異国の文化を楽しみながらリラックスした時間を過ごすことができます。日本とは異なるエキサイティングな夜を楽しむことができるのは、フィリピン駐在の大きな魅力です。

最後に

フィリピン駐在は、インフラの弱さや時間にルーズな文化といった挑戦がある一方で、大きな裁量権を持ってマネジメント経験を積むことができるなど、非常に魅力的な側面も多いです。周りを気にせず、自分のペースで仕事を進められる自由さや、充実したナイトライフも駐在生活を楽しくさせてくれる要因です。これからフィリピン駐在を控えている方々は、辛いことも楽しみの一部として捉え、充実した駐在生活を送る準備を進めてください。

質問やご相談なども随時受けておりますので、公式ラインまでお気軽にお問い合わせください。
またフィリピンのことをもっとよく知るために英会話を勉強したいという方のために、オンライン英会話も提供しています。こちらもご興味ある方は公式ラインまでお問い合わせください。

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この記事を書いた人

三橋 洋幸

1990年3月神奈川県厚木市生まれ。 2014年に起業し、日本では太陽光、民泊、物販などの事業を展開。 2017年よりフィリピンに移住し、現在はRestobar78とインフルエンサーのオンライン英会話OEM事業を運営。

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