【2025年版完全ガイド】フィリピンでの美容サロン開業7つのステップ

目次 [ クリックで表示 ]

フィリピンは人口が伸び続け、富裕層も存在し、日本企業が虎視眈々と進出を狙っている国です。その中でも美容分野はかなり注目されています。美容院、整体、鍼など様々なジャンルで日本企業が出店しており、1番多い店舗だと20店舗ほど展開出来ている日系企業もあります。

また売り上げも日本と変わらない、もしくは日本以上に売上を上げている店舗もあり、それでいて人件費は抑えられるので、利益をしっかり残すことも可能です。

実際私の友人でも美容サロンオーナーは何人もおり、今後も積極的に店舗展開を考えている方も多くいます。

その中で私たちは自社で飲食店・美容サロンを展開しつつ、日本から進出する企業様のサポートも格安で行いたいと考えています。詳しい相談などは公式ラインよりお問い合わせ出来ますので、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。

それでは本題の美容院開業ステップに移ります。

1.ビジネスプランの作成

この点は日本の美容院開業とほぼ同じやり方ですので、日本で既に飲食店を経営されている方には重複する内容だと思いますが、注意すべき点も合わせて書いていきます。

市場調査: ターゲット市場、競合店、フィリピン人の好みを調査します

フィリピンは格差の大きい国なので、例えば有名なマカティという地域でも客単価が300php程度のネイルサロンからカスタムで3000php程度の単価を取っているサロンもあります。ターゲット層によってかなり幅が広いのが特徴です。何店舗出したいのか、ブランドをどのように確立させていくのかによって、店舗作りもかなり異なります。

ショッピングモールも立地やブランドによって顧客層が全く異なっているため、モールに出せば安泰!ということもありません。モールに出店する場合もご自身のビジネスとマッチするモールを選択していく必要があります。

失敗しやすい例としては価格は高所得層向けなのに、内装は中所得層向けのお店を作ってしまうことが挙げられます。初期費用は抑えられるものの、富裕層は中間層と同じお店に入りたくない、という心理が働きやすいため集客に難が発生してしまう場合があります。

コンセプトの決定: メニュー、サービススタイル、店舗のテーマを決定します。

まず大まかに日本人や韓国人、中国人などの外国人をターゲットにするのか、それともローカルのどの層にターゲッティングするのかによって全てのメニューやサービススタイルが変わります。

個人的には外国人はそこまでマニラでは多くないので、フィリピン人の富裕層に向けてお店を作れる方が会社価値も高まると考えています。

フィリピン人の富裕層がどういった内装を好むのか、どのようなメニューに価値を感じるのかという点は意識的にみていかないといけません。

財務計画: 初期投資、運営費、収益予測を含む詳細な財務計画を立てます。

フィリピンだから安く出店できるだろうというのは間違いで、様々なコストが上がっており、当初の計画の1.5倍〜2倍程出店費用がかかってしまう会社も少なくありません。例えば2025年現在、マカティで路面店の物件を借りる金額は1坪で12000円〜30000円となっており、内装費用も業者に依頼すると非常に高くつきます。

また人件費も安いものの、日本人1人が出来ること=フィリピン人1人が出来ることではありません。おおよそフィリピン人3人〜4人で日本人1人が働くのと変わらないことがよくあります。なので人件費も安いですが、その分出来ることも少ないということを計画に入れていく必要があります

2.ロケーションの選定

立地条件: 人通りがある場所、ターゲット市場に適したエリアを選びます。

地図で見ればほんの数百メートルに過ぎませんが、通りを1つ挟むだけで家賃が大幅に下がったり、顧客層が大きく変わります。そもそも空き物件が少ないため、自由に選ぶのは難しいですが、妥協してしまうとコンセプトと合わず、集客に相当影響してしまうこともあるので注意が必要です。

また日中と夜で人通りが大きく変わる通りも少なくありません。日中だけで判断するのではなく、夜の人通り、土日の人通りなども注視してみましょう。物件を見つける際に多少単価が高くても夜、土日でも人通りが十分あるのであれば、高い物件を選択する方が後々の集客に生きる可能性があります。

賃貸契約: 物件を見つけたら賃貸契約を締結します。

フィリピンでは通常、物件を借りる際に賃貸価格の4ヶ月〜6ヶ月分の費用がかかります。(前家賃3ヶ月分とデポジット3ヶ月分など)賃貸契約についても日本と契約内容が全く異なるため、注意が必要です。例えば毎年5%家賃は上昇し続ける、という項目があったり、現状復帰についても様々なパターンがあるため、よく読み込む必要があります。

コロナ中に様々な飲食店が苦境に立たされましたが、契約書通りに賃貸は払ってくださいという物件もあれば、これはイレギュラーだから賃貸の支払いを待つよという物件も実はかなりありました。オーナーとの関係性も非常に重要なので、良い物件を見つけられるようにたくさんの物件候補を見ていけるとベストです。

3.法的手続きと登記

ビジネス名の登録: 個人事業主(DTI)もしくは法人(SEC)でビジネス名を登録します。

個人事業主、法人それぞれにメリット・デメリットがあります。よく吟味してから選択しましょう。またビジネスの名義をフィリピン人にされる方が多いのですが、名義人とのトラブルでお店を乗っ取られてしまった、初期費用を全て取られてしまったという話を聞いたのは1度や2度ではありません。この点にも気をつけましょう。

ビジネス許可証の取得: バランガイ・市役所からビジネス許可証(Business Permit)を取得します。

ビジネス許可証の取得は代行依頼される方が多いですが、私たちも行っています。日本人が監修しているため、非常に早く取得まで至っています。安価でスピードを重視したい、という方は公式ラインからぜひお問い合わせください。

BIR登録: フィリピンの税務局(BIR)に登録し、税務識別番号(TIN)を取得します。

フィリピンの税務局への登録は必須となります。また会計業務も依頼する必要がありますが、私は最初の税務をフィリピンの会社に依頼したところ、月1のレポートを行ってなかったことが途中で発覚し、ペナルティを払うことになりました。この辺りの会計業務もプロに任せたら安心、というわけではないので、様々な意見をもらう方が賢明です。

4.店舗の設計と準備

インテリアデザイン: 店舗のインテリアデザインを計画し、施工業者を雇います。

フィリピンで納期通りに事が運ぶことはほぼありません。業者が来ない、業者がサボる、業者がミスを連発するなどは当たり前。ここも相当テコ入れをしないと完成まで相当時間がかかってしまうので、注意が必要です。基本的には毎日現場を見たり、監視カメラをつけないとサボってしまうので、この辺りも注視しましょう。

内装業者も日系の業者に頼んでしまうと非常に高くなってしまうことが多いのですが、ローカル企業に頼むと品質が低かったり最悪の場合、飛ばれてしまいます。私の友人で安価でクオリティの高い業者がいます。日本語対応も可能で、技術もしっかりしているのでご興味ある方は公式ラインからメッセージをください。

設備と備品の購入: サービス機器、家具、POSシステムなどを購入します。

日本のようにググれば解決する、ということは全くなく、仕入れが非常に難しいものもあります。物によっては日本から入れないといけないものもあるため、リストアップをしっかり行いましょう。フィリピンで買えて質が高いもの、低いもの、日本でしか買えないものをそれぞれリスト化し、最適な仕入れルートを確立しましょう。

5.従業員の採用とトレーニング

採用プロセス: サービス、キャッシャーなど必要なスタッフを採用します。

フィリピンでは日本人のようにマルチタスクがこなせるタイプの人が少ないので、職種ごとに採用します。給料によって採用出来る人が異なるものの、なかなか優秀な人材の確保が難しいので、ここにはしっかり時間をかけていきましょう。

トレーニング: サービス、衛生管理、メニューなどのトレーニングを実施します。

私も飲食店で経験者を多く採用しましたが、経験者であってもクオリティが低いことが多々あります。日本企業の高い水準をしっかりトレーニングし、常に品質を高い状態で保たないとすぐに顧客は離れてしまうので、徹底して高い水準をキープしましょう。

6.マーケティングとプロモーション

ソーシャルメディア: Facebook、Instagramなどのソーシャルメディアアカウントを開設し、店舗の宣伝を行います。

SNSに関してはまだまだ攻略出来ている企業は少ないので、改善のしがいがある部分です。当然ですが、日本とは全くやり方が違うので注意が必要です。平均年齢が24歳の国なので、若者に対してのマーケティングが必要です。Facebook広告やインフルエンサーマーケティングなど様々な手法がありますので、効果的なものを選択していきましょう。

開店イベント: ソフトオープンやグランドオープンのイベントを企画し、宣伝します。

日本人に向けての開店イベントとフィリピン人に向けての開店イベントもやり方が異なるので、ターゲットに向けてしっかり認知を取っていきましょう。フィリピン人に向けてはやはり派手なオープニングイベントで認知を取っていくのが基本スタイルです。

7.開業と運営

ソフトオープン: 正式開業前にソフトオープンを行い、システムのテストやスタッフの実務トレーニングを行います。

多くの企業はソフトオープニングで改善を行います。オペレーションが思った通りに行かないことばかりなので、そこをいかに迅速に改善するかで企業の真価が問われます。メニューの売れ行きも100%想定通りになることはほぼないので、売れ筋のメニューの調整、価格の微調整などを行なって、集客のネックになる部分を出来るだけ修正しましょう。

正式開業: グランドオープンを行い、地域の顧客を迎え入れます。

ここからようやく出発です。様々な荒波を乗り越え、フィリピンドリームを掴みましょう!

最後に

フィリピンでの店舗をオープンされる方は、「安くオープン出来て、簡単に売り上げが上がるだろう」と思ってる方がたくさんいます。現地の日系企業を見て、このレベルならウチでも出来る!と思ってしまうからです。

現状としては全くそんなことはなく、フィリピン人のマネジメントは仮に言語が堪能だとしても一筋縄では全く行きません。現地の日系企業も日夜マーケティングを積み重ね、改善をしています。ですが日本のようにはいかないのです。

その点をしっかり加味した上で、日本の技術、サービスを持ち込むことができればブルーオーシャンが待っていることもまた間違い無いでしょう。

実際に店舗経営をしている話を聞きたいという方はぜひ公式ラインより無料の30分の面談をお申し込みいただければ幸いです。

設立やマーケティングの相談なども随時受けておりますので、公式ラインまでお気軽にお問い合わせください。

またフィリピンのことをもっとよく知るために英会話を勉強したいという方のために、オンライン英会話も提供しています。無料体験も行なっておりますので公式ラインまでお問い合わせください。

Hot Post
おすすめ記事

【2025年版完全ガイド】⚠️ 甘く見ると即死。フィリピン飲食開業のリアルな7つの地雷【必読】

東南アジアの中でも成長の著しいフィリピン。
その中でも飲食業は非常に高い売り上げを誇り、日本企業でも成功している会社がたくさんあります。

そんな状況を見て毎月日本の飲食経営者がマニラやセブを訪れて毎月新しいお店がオープンしている状況です。
私も飲食事業に参入してから3年目ですが、飲食のオープンの相談を毎月受けるので記事にしてみます。

Read More »

【2025年最新版】マニラの店舗物件の見つけ方・内装業者の見つけ方

この記事を読んでいる方はマニラで店舗を探されている、もしくは内装業者を探しているでしょう。

私は2019年にオフィスでの業者への発注、2020年以降は店舗向け内装業者に発注し様々なトラブルを経験しました。自身の失敗経験から皆様には決して同じ失敗をしてほしくないので、この記事に業者の選び方、気をつけるべきポイントをまとめていきます。

Read More »

この記事を書いた人

三橋 洋幸

1990年3月神奈川県厚木市生まれ。 2014年に起業し、日本では太陽光、民泊、物販などの事業を展開。 2017年よりフィリピンに移住し、現在はRestobar78とインフルエンサーのオンライン英会話OEM事業を運営。

上部へスクロール