本記事はマニラのトンド地区にあるスラムツアーの概要を紹介します。
トンド地区にはハッピーランドと呼ばれる経済的に貧しい方が住まれている地域や、かつてスモーキーマウンテンと呼ばれていた地域があります。
トンド地区では経済的には厳しい状況でもたくましく生きる人々の生活を垣間見ることが出来ます。
ただ彼らの生活を覗き見させていただくと言ってももちろん許可を取り、最大限敬意を払った上でルールを守りながら
訪問する必要があります。面白半分で行く場所ではないので、真剣に彼らの生活に興味がある方のみお問い合わせください。
お問い合わせが多いので、ご希望の日程でご同行出来ないこともありますが、ご希望の方は公式ラインよりお問い合わせください。

ツアースケジュールの紹介
午前10時: トンド地区訪問開始
まずはルールの確認、貴重品などを保管し、トンドのバランガイオフィスを訪れます。バランガイオフィスとは公民館のようなイメージで
公的な書類を発行したり、住民登録などが行える場所です。まずはここでバランガイキャプテンに挨拶をします。そして寄付を行い、
お邪魔させていただく旨を伝えます。実際に訪問する際はフィリピン人ガイドの方をつけることも出来ます。
ガイドは地域の文化や日常生活について詳しく説明してくれますのでおすすめです。
私たちは彼らの居住している場所にお邪魔させていただくので、くれぐれも失礼な行動などは慎みましょう。
現地の子供は非常に人懐っこく一緒にバスケをしたり、バトミントンをしたりすることも出来ます。
お金を上げてしまうと現地の子供たちは外国人からお金が貰えると刷り込まれてしまうので、寄付は食べ物や服が望ましいでしょう。
出来るだけ彼らの売店で購入したりすると現地の方にも喜んでもらえます。
正午12時: ランチ
トンド地域で人気のあるローカルレストランや屋台でランチを楽しみます。現地の人々と食事を共にしながら、さらに深い交流ができます。
もちろん日本食などはないので、屋台のご飯かフィリピン料理を食べます。彼らが普段どのくらいの価格の食事を食べているのか
実際の目で確かめましょう。日本人に馴染みがあるのは「シシグ」「アドボ」「シニガン」ですね。
どれもフィリピン在住の日本人に人気のある食事なのでお楽しみに!
午後1時: ハッピーランド訪問
ハッピーランドと呼ばれるエリアを訪れます。この場所は、ゴミのリサイクルや再利用に焦点を当てたエコ・コミュニティです。
住民たちは、少ない資源を最大限に活用するための知恵を持っています。
実際にお部屋にお邪魔していいかお伺いすると許可してくださる方もいらっしゃいます。
日本の生活とはもちろん大きく違うので、日本人がどれほど物に溢れた生活が出来ているか実感出来るでしょう。
物に溢れているから幸せかというと決してそうではなく、個人的な意見ではありますが、ハッピーランドに住む人々は
山手線で朝から揺られている日本人よりも幸せそうに見えます。
実際に目で見てみると日本人の幸せと心の豊かさに着いて深く考えるきっかけになります。
最後に
今まで元プロ野球選手や芸能人の方を含め様々な方といわゆるスラム街を訪問させていただきましたが、イメージと実際の現場は異なっていることが多くあり、皆さんビックリされます。
日本人の価値観ではお金がない=人生の終わり、絶望というようなイメージを持たれていますが、決してそんなことはありません。苦しい生活の中にも希望を見つけ出し、明るく生きるフィリピンの方々を見ると心打たれるものがあります。
私たちは彼らよりも経済的には恵まれていますが、幸せという指標ではいかがでしょうか。誰かと比較し、未来について不安を抱える日本人は果たして幸せと言えるでしょうか。人生に迷っている方や本当の幸せについて考えてみたい方などには非常にオススメのツアーです。ご希望の方は公式ラインまでメッセージお待ちしております。
またフィリピンのことをもっとよく知るために英会話を勉強したいという方のために、オンライン英会話も提供しています。無料体験も行なっておりますので公式ラインまでお問い合わせください。



