日本から来られるお客様に「なぜフィリピンで飲食をやっているの?」と聞かれることが多くあるので、
フィリピンで事業をやるメリットをお伝え出来ればと思います!
より詳しい相談などは公式ラインよりお問い合わせください。

1.経済成長と消費者の増加
この点は皆さんも想像するのが容易いと思います。私も約8年フィリピンに住んでいますが、日本に帰って電車に乗ると
高齢化を肌で感じてしまいます。フィリピンはショッピングモールに行っても若者ばかりで、エネルギーを感じます。
フィリピンはアジアで最も急速に成長している経済成長している国の一つで、購買力が増加していることから、
飲食業界への需要も高まっています。さらに、中間所得層の拡大により、高品質な飲食サービスへの期待も高まっています。
家族や同僚、友人と食事に行くことが多いため、お一人様というよりは団体で色んなレストランに行く傾向にあります。
2.飲食業界の高い成長率
フィリピンの飲食業界は過去5年間で年平均成長率8%を記録しています。
国内市場の拡大とともに、外食産業への投資が活発化しており、特にフランチャイズやチェーン店の拡大が目立ちます。
国内産業の中でもトップクラスに成長している飲食事業はフィリピンの文化とも上手くマッチングしています。
フィリピンの文化に「メリエンダ」というおやつの文化もあり、それを含めると1日5食くらい食べるので、
レストランだけでなく軽食も大きなチャンスがあるでしょう。
1度拡大路線に上手く乗せることが出来ればチェーン化も夢ではなく、日本で上場するよりバリューが付く場合もあります。
3.低コストのビジネス環境
フィリピンでは人件費が比較的安いため、ランニングコストを抑えて開業することが可能です。
単純な人件費は日本よりも5倍以上安い計算になりますが、日本人のようにマルチに動くことは難しいため、おおよそ日本の3倍人が必要になります。
3倍雇っても利益は日本の2倍ほど残すことが出来るので、利益率の高いビジネスを展開することが可能です。
ちなみに賃貸価格や食材費も安かったものの、近年は右肩上がりで伸びているため、こちらは日本と変わらないコストになりつつあります。
4.日本食の人気と市場機会
フィリピンでは日本食の人気が高まっており、寿司、ラーメン、天ぷらなどの日本料理が多くのフィリピン人に愛されています。
健康志向の消費者が増えていることから、ヘルシーな日本食は大きな魅力となっています。
ただし日本で有名でもフィリピンでは全く知られてない品目もまだまだあるため、まだ誰も出してないから出してみよう!
というのは実はかなり危険です。フィリピン人は日本人が思っているより保守的です。
みんなが知っているもの、みんなが食べているものを食べたいと考える傾向にあるので、美味しいかというよりも
認知されているか、が非常に重要になります。
もう1つ重要なのがイメージと価格にギャップがあるか、という点です。日本人はラーメンが2500円で売っていたら美味しくても
「高いなぁ」と感じてしまいますよね。同じようにフィリピンでは唐揚げやハンバーグが伸びづらい傾向にあります。
唐揚げはファストフードのフライドチキン、ハンバーグはジョリビーのハンバーグステーキが定番なので、
日本クオリティであってもどうしても割高感が出てしまいます。
ラーメンのように日本から入ってきたものは1200円でも1500円でも高いと感じづらい傾向にあります。
5.ライバルの弱さ
フィリピンに住み始めた人が最初にびっくりするのが、「美味しい料理が少ない」という点です。
日本食に限らず、イタリアン、韓国料理、中国料理どの国の料理も他国に比べるとレベルが低いように感じます。
それはフィリピンで手に入る食材の問題とおおらかなフィリピン人の気質によるものかなと思います。
シェフを採用すると計量が出来ません。例えば半人前を作るときに材料を半分にするというのが計算できないのです。
なので目分量で料理してしまったり、油の温度を気にせず揚げ物を作るためカラッと上がらなかったります。
ここはどのレストランも共通しているので、日本クオリティを提供し続けるのが非常に難しいです。
そこまでこだわりを持ち続けているお店が少ないので、フィリピンはまだまだブルーオーシャンと言えるでしょう。
最後に
フィリピンの飲食店開業のメリットは、経済成長と購買力の増加、低コストのビジネス環境、日本食の人気など、
多岐にわたります。これらの要素を活用することで、日本人経営者にとってフィリピンは非常に魅力的な市場であり、
成功への大きなチャンスが広がっています。
設立やマーケティングの相談なども随時受けておりますので、公式ラインまでお気軽にお問い合わせください。
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